志免立坑櫓を守る


日本近代化の証人・石炭産業の礎  
世界最大最古のコンクリート造りワインディング式立坑櫓



日本の近代化を担った石炭産業、その生きた証人、礎として今も堂々と現存する「志免立坑櫓」はコンクリート造りのワインディング式立坑櫓では、その規模と歴史において世界最大最古のものであり、日本に唯一現存するものです。

また「志免炭鉱」は明治22年採炭開始から全国唯一、海軍、国鉄と一貫した国営炭鉱という歴史的にも貴重な炭鉱で、国の威信と最高の技術をもって建設されたこの「立坑櫓」だからこそ日本土木学会が「Aランク評価」を下したのです。

このように「志免立坑櫓」は世界的にも、また国内的にも誇れる貴重な「近代遺産」です。しかし多くの石炭産業遺産が無残にも解体消滅の道をたどってきたように、「志免立坑櫓」も同じく解体の危機にさらされております。

「志免立坑櫓」は志免町と近隣地域にとって、教育的観点や町興しからは無論、町、地域の「誇り」シンボルとして将来の「魅力ある町づくり・地域づくり」には無くてはならないものです。また前述のようにその価値から既に志免町だけのものでなく日本の貴重な遺産として、各研究団体や学会からも保存の要請が行われているわけです。


志免立抗櫓推薦産業遺産に認定
学会の認定理由「戦前期ドイツハンマーコプ型ワインディングタワー式志免鉱業所立抗櫓は世界最古最大の産業遺産であることから。