平成20年度 第1回粕屋町定例議会一般質問
皆で築こうかすや、皆で学ぼうかすや 二点を質問しました

先日、韓国大統領の就任式を見ながら、私は、ケネディ大統領の就任演説の一部を
思い出しました。
「我が同胞のアメリカ人よ、あなたの国家があなたの為に何をしてくれるかではなく
あなたがあなたの国家の為に何が出来るかを問おうではないか」と言う一説です。
このことを、我が粕屋町の町民よ、あなたの町があなたの為に云々と読み替えれば
粕屋町の町づくりの基本が見えてくるのではないかと思います。

町長は今、現時点での6町合併は白紙に戻すと政治決断されましたが、
先程からの答弁を伺いますと、行政改革は合併しかないとの想いが絶ち
切れていないのでは・・・と思います。
町長どうか想いを整理して頂けないでしょうか!

企業合併を一例として紹介したいと思います。
企業も経営改革の一つとして、合併が進められておりますが、強者が弱者を吸収し
優れた経営ノウハウを持ち込まない限り、合併はすべからく失敗に終わり
成功例はゼロに等しい結果が出ております。
成功例では、強力な大が小を飲み込む吸収合併だけであると言っても過言ではない。
体力のない町同士が合併しても、絶対に救済は出来ないし、問題を先送りにしてしま
うだけであります。

町長、ケネディ大統領の就任演説を思い出してください。
この精神こそが今後の町づくりの基本であり、最も先に取り組む政策ではないでしょうか。
行政と町民が一体となった時、合併論議をしてもけして遅くはないと思うのであります。
私一人の考えかもしれませんが、耳を傾けて頂きたい。
トップに迷いがありますと、町民、職員に迷いが出ます。
その結果どの様になると想像しますか?結果は明らかであります。
この事をしっかりと町長は捉えて頂きたい。

町長は、ことあるごとにわが町も財政難と発言されておりますが、日本経済の落ち込
でいる今こそ、町民 行政共々理解と協力をし、未来に向けての町づくりをすすめる
時期なのではないでしょうか。
これは意識改革、行政改革の最大のチャンスでもあります。
町長には、ぜひ、改革を進めて頂きたい。

粕屋町には第4次粕屋町総合計画、いわゆる第4次マスタープランの中に、町民と
行政が、お互いの責任と役割を認め合う中で信頼関係を築き、皆で実践する「信頼と
協働の町」を、町づくりの基本理念として掲げ、町民一人ひとりが、町全体や自分
が住んでいる地域に関心をもち、主体的に活動できる町づくりに取り組んでいくとされ
ています。
しかし、「協働」と言うには程遠い状況としか言わざるをえません。

例えば、溝掃除や草刈等、各自あるいは地域で出来ることも、町にさせよう、しても
らおう、自分たちでするときは、補助金を貰おう、諸々の料金はただ、サービスは大
きく負担はしないなど数えたら切が無いほどです。
(地域に寄れば無料ボランティアを実施活動して頂いている区も有ります)

日本は、資本主義国家です、資本主義は市場原理が法則であり、サービスを受ける
場合には、当然の如く対価の支払いの義務が生じるわけであります。
これこそ、受益者、平等の負担であります。
これまでは、地方財政を支えてきた交付税の減額及び、日本経済の落ち込みによる
減収が続き、地方の自立が叫ばれる今日においては「自分たちの事は、自分たちが
責任を持つ」という「協働」の精神が必要不可欠であり、町民のニーズによって提供す
る行政サービスには自己負担を求めて良いのではと考えます。
町長の考えは。

町長答弁
合併論議色々あります。私なりの考えで合併議論を進めたが、結果的には賛同を
頂けなかった。今後もスタンスを変えず、皆さんの声、住民の声を聞きながら進めさ
せて頂きたい。
私も賛同 「何をしてもらうかではなく、何が出来るか、何をするか」 まさに 「協働」
の精神を進めて行きたい。
受益者負担は行政改革の中で取り組む目標の一つ、負担と公平性の理解を図りな
がら進めていきます。

二点目は、皆で学ぼう かすや
先に発言しましたことを より実現可能にする為にも、次のことを提案します。
町づくりの基本は、町民が主人公であります。
マスタープランの中にある「信頼と協働の町づくり」の為にも、
月に一回程度の町民勉強会を実施したら如何でしょうか。
地域、町づくりの為に皆で知恵を出し合い、行政は汗を掻く為にも
町長の下で、町民一人ひとりが町、地域に理解と参画の中、他に誇れる町づくりを
するべきと考えますが、町長の考えは。

町長答弁
勉強会形式ではなく、知りたいときに知りたい人が地域の公民館など、近い場所で
和やかな雰囲気の中で実施できる地区ごとの行政懇談会、出前講座が望ましいのでは
ないでしょうか。
今後、区長の皆様にもご意見を、お聞きして考えて行きたい。