成20年度9月定例議会 一般質問
質問1
本年度から21年度にかけて、粕屋町のまちづくりの根幹となる、3つの重要な計画「粕屋町
国土利用計画」「都市計画マスタープラン」「農業振興地整備計画」が進められていますので
これらの計画についてお尋ねいたします。
平成18年から平成27年度までの10年間、町づくりの指針である「第4次粕屋町総合計画」
では、目指すべき将来像については記載されていますが、具体的な取り組みなどについて
の記述が有りません。
そこで、町長は粕屋町をどの様な町にして行きたいのか?
どの様な手法を用いるのか? お聞かせ願いたいと思います。
参考までに、先日建設常任委員会で芦屋市に視察に行ってまいりましたので紹介します。
芦屋市は「人口93,500人」面積18.57K平方メートル」山・川・海に面した自然環境豊か
な街であります。
大阪と神戸の中間に位置しており、明治後期から緑豊かな住宅都市を目指し、現在では
日本でも優秀な国際文化住宅都市として発展してきました。
粕屋町と芦屋市を比較して見ますと「人口では52,900人」芦屋市が多く、「面積では4.4
K平方メートル」粕屋より広いわけであります。
「一般会計予算では282億円」芦屋市が大幅に多く「市町民税でも154億円」芦屋市が
3倍程度多いようです。
このような素晴らしい「行財政力」が出来たこと、また国際文化住宅都市になったのも、
未来を見据え「住みたい・住んでみたい」と誰もが思う、まちづくりに対する熱い想いを追求
して来られた努力の結果だと思います。

次に、芦屋市での長年に亘る取り組みを例に挙げて見ます。
昭和26年、この年に「芦屋市国際文化都市建設法」が公布され昭和49年には「緑豊かな
美しい町づくり条例」を制定その他、平成8年には「芦屋市都市景観条例」平成12年「芦屋
市住みよい町づくり条例」更にへいせい16年には「芦屋市庭園都市宣言」をなされています
以上の事からも如何に「住みたい・住んでみたい町づくりに」に力を注いで来られたか、
おわかりかと思います。
粕屋町も未来を見据えた町づくりをするべきであるかと思います。
其の為にも、町づくりの基本となる「地区計画」町づくりのきめ細かな条例など早期実施が
必要だと思います。
町長は如何様にお考えかお尋ねいたします。

町長答弁
今後は地域環境をより良くする為に、建設協定や地区計画は必要な手法であります。出前
講座や窓口などで既存制度の周知等から始めていき、町づくり条例等の制定についても
考えて行きたいというふに思っております。                              


只今の回答では、長者原駅南、駕与丁地区等を地区計画として実施したと言うことですが
この事業は個人、団体、企業等からの申し出でによるものであり、町づくりからのビジョンの
中からではないと、私はその様に理解をしております。
平成15年6月議会で同じ内容の質問をした折に前町長は、こうお答えになりました。
生涯学習センターを活用し「環境・緑化・景観」等に関する講座などをしながら住民と一体と
なった町づくりを進めていくと。また17年9月議会では、この問題については、地域住民が
主体となって地域の特性を生かした「地区計画」による町づくりを進めて行きたいと・・・
篠崎町長の行政能力に対しましたは、私は大変尊敬いたしております。
しかしながら今回の答弁も前回と同じような気が致します、本当の意味での町づくりの大切
さをご理解なされてないかと?・・・疑問を持ちます。
都市計画法は日本全土を対象とした法律であり、地域環境はそれぞれの地域で違う。
地区計画とは、安全で快適な街並みの形成や、良好な環境の保全などを目的に、地域単位
の整備目標、土地利用、地域施設、建物などの整備に関する方針や計画を都市計画法に
基づいて定めるものであり、地区計画などを更に細分化したのが、例えば、景観条例など。
粕屋町に置いても「将来のビジョン」を描き「地域にあったきめ細かな、地区計画及び、条例
の制定が必要不可欠である」この基本となるものが無い限り、本当の町づくりは有り得ない
「緑豊かで、住環境の整った町」「高齢者に優しく、安心して子育ての出来る」更には、
「幸せ感を感じる町」それこそが、町民の皆様が一番に願っておられることだと思います。
町長も私たちも選挙で選ばれております、目先の政策も大事かと思いますが、次の世代に
引き継ぐ政策こそが大事であり、総花的な政策は如何のものかと考えます。
其の為にも「住みたい・住んでみたい」町づくりに尚一層の努力をして頂きたい。
再度町長のお考えを、お尋ねします。


町長答弁
私も議員さんもお互いに念じているこただと思っています。私は総てその様にいけるとは
断言できませんけれども、その様な方向で進ませて頂きたい。
但し、場所、個々の問題、利害関係がかなり生じてきます、相当時間がかかると思いますの
よろしくご理解を頂きたいと言うふうに思います。

芦屋市を紹介しましたように、今の完成された芦屋になるまでに五十数年月日がかかって
降ります。先ず一歩踏み出すことが何よりも大切ではないだろうかというふに思います。


質問2
農業振興地域整備計画についてお尋ねいたします。
「粕屋町農業振興地域整備計画制定業務仕様書」の作業概要項目の中に、粕屋町の未来
に向けた農業政策「自給率」の確保及び、調査項目が無いようです。

今現在政府に於いては「自給率」「地産地消」の向上に努めておりますが、自給率などの
向上を図るにしても 「農地が必要であります」

日本の自給率は39%・・・我が粕屋町では更に低い12%であります。
現在の粕屋町での農用地(青地)は120.ヘクタールで、仮に総ての農地(青地)に米作
100%作付けをしますと約22%の自給率が確保出来る状況です。
この数値が妥当であるかどうかは、考えに個人差が生じるのではないかと思います。
粕屋町では、将来の人口等を考慮し農地確保の明確な数値目標をたて、次の世代に繋ぐ
ことこそが大事な責務だと思う。また国家は自給率の向上も国防と同等に捉えるべきでは
ないかと考えております。町長如何お考えかお尋ねします。

町長答弁
・私の町は福岡市に隣接しておりますので、住民の皆様が安心して生活できるよう、農地の
保全や土地活用について町政を図って行く事が大きな課題と考えております。また今おっし
ゃいました地産地消、自給率等につきましては、国においても重要な課題となっております
本町の農業の特徴であります都市近郊農業の実情を踏まえつつ、計画に繁栄されるものと
いうふに考えております。

私がお尋ねしたいことは、粕屋町に置いて最低でも幾らかしの数値目標を持った上での整
備計画等に入るべきではないかとの質問であります。
過去の歴史から見ても、兵糧攻めにより、多くの命が絶たれてきております。
私は、よく農家の方から耳にします・・・「今後如何なる事態の食糧危機が起ころうとも、
家族、身内分だけの農地と食糧確保は必要」と・・・
この事を言い換えれば、粕屋町にも言える事である。
しかし、農業生産に真剣に取り組めが取り組むほど農家の方は生活難に追い込まれている
のが実情であります。
農業政策は、お国任せで良いものでしょうか? 行政は町民の命を預かっております。
粕屋町では、地域に見合った農業政策を見直し、積極的に取り組むべきではないかと考え
ます。
農地は「食の安全と自給率・地産地消」向上等の生産地だけでなく地域に住む私達に、
水と緑の豊かさを与え「教育・福祉・自然医学」から見ても、私達人間に大なる影響を与え
ているのです。
しかし、農家だけに負担を賭けてよいのでしょうか?
農地が持つ奥深い意味での役割を理解され、地域にあった農業政策にも取り組む姿勢が
おありであるか、町長にお尋ねいたします。

町長答弁
減反政策が始まって、いろんなことで国の政策がお粗末であったと私自身思っておりますが
農政は国の政策によるところが大変大きいもので御座います、いわゆる私の町は都市化を
致しております。本町の条件に本当に該当しない部分も多く御座いまして農地の集積に致し
ましても、後継者問題致しましても、今後うちの町が抱える大きな課題であると思っています
本当に農政を如何したらいいのか、これからの大きな過大だといううふに感じております。


最後に一つだけお尋ねします、粕屋町の自給率が12%だと思いますが、この数値が多い
か、少ないか、尚且つ今後の青地の保全、拡大、縮小、それらについての自給率の数値を
町長としてはどの様に考えか、この数値が無い限り農地の根本が壊れると私は信じていま
す。町長如何ですか。

町長答弁
自給率は10%前後だろうと実は思っておりまして、それからすると、本当に議員さんが
おっしゃるように100%が望ましいだろうと思いますけども、うちの現状、都市化の現状等々
考えますと、そうまで上手くいくとは出来ません、国が本当に腰を上げて、本気上げて農業
政策にり遂行して頂かないと、其処まで、私どもが何パーセントが望ましいとか言う答弁に
ついては、ちょっと致しかねますので、よろしくご理解をお願いします。