中央公民館跡地利用について
全国的に都心部の渋滞緩和を目的としたパークアンドライドの推進が進む中JR長者原駅付近には一般駐車場が一ヶ所も無く、大変不便であります。公民館跡地に時間貸しや自走式などの駐車場を開設することにより、JR利用者が増え「交通渋滞の緩和」や「交通事故の減少」また「地球温暖化対策」になり、粕屋町住民への社会貢献にも繋がると思われますし、JR長者原駅利用者の増加に伴い、買い物客も増え近隣商店街の活性化に貢献できるものと考えます。
更に、この跡地を有効利用する提案として、当跡地は生活機能としても町の中心に位置しており、JR長者原駅にも近接し交通至便な立地に有りますとともに「図書館」・「歴史資料館」・「せせらぎ公園」なども同一敷地内に立地していることから、それらの公共施設を補完し連動する地域核として、町民の生活向上を支援する施設の導入が望ましいと考えます。
また、本格的な高齢化社会に向け、健常な高齢者への雇用機会の創出は今後の大きな政策課題だと思われます。そのことから、「高齢者支援施設」または、障害者の就労機会と社会進出を支援する「障害者就労施設」さらに、働く女性を支援するため、町の中心に交通至便な立地を生かす「子育て支援施設」時間外保育が可能な「保育所」などが必要ではないかと思います。環境共生賃貸住宅など、新たな交流の核として、ゆとりある生活空間を創造すべきだと考えております。
この事業は、粕屋町の財政負担を軽減することを目的に、民間の資金や「技術」・「経営ノウハウ」を積極的に活用し、また効果的に質の高いサービスを達成するために「PFI方式」あるいは「定期借地」などを採用し財政豊かで住んでみたい町づくりを遂行しつつ、更なる粕屋町のグレードアップにも繋がると考えております。

農地保全・緑地保全について
粕屋町の総面積は14,12kuで森林面積がわずか49ha森林比率3%と県の平均に比べますと非常に低い数値であります。数値のとおり自然林や人工林などの樹木が少ないものの、その反面河川や溜池などが多く、水面の面積の占める割合が高いなど、多彩で豊かな自然環境が残されています。将来に向け、これらの緑地と水面を大切に保存する必要があると考えております。また、水辺と緑のネットワーク作りには、是非とも地域住民参加型で進めて頂きたいと願っております。
都市空間に調和した優良農地保全は、農業生産を安定的に継続していくためにも、その基盤となる農地の確保とその効率的な利用、また良好な営農環境の維持が欠かせません。その一方で経済情勢の著しい変化に伴い、わが町では市街化調整区域においても都市化的土地利用の需要が高くなっております。そのために、市街化を促進する地域と農地を保全する地域を明確にし、土地利用計画との町政を図りながら、わが町の農業生産の中核をなす集団的な優良農地の位置づけを明確に示し農地を積極的に保存するための「政策」・「制度」を充実させることが大切です。
一方、町民は余暇活動の多様化に伴い土や緑に親しむ傾向が高まりつつある中で、時代に対応するためにも「農業体験」や「食の教育」・「レクレーション」などを行う場所の提供、または「学童農園」・「町民農園」・「観光農園」など、景観としての緑肥作物の植え付けや「災害」・「防災空間」の提供などについて適切な振興策が必要であると考えます。農地の担いてや組織強化、農作業の受委託などの推進を図り、地域ぐるみで農地の有効活用を促進し、農地の多面的に図ることこそが、農地保全の基本ではないかと考えます。


平成17年 第4回 粕屋町議会12月定例議会